遅刻癖のある部下がいる場合の対処法

日常で人と円満に関わるという意味で、時間を守ることは大変重要です。
特に日本では時間厳守は人として当然の行いと見なされており、ルーズな人は嫌悪される傾向にあります。
しかし中には、時間管理が苦手で、遅刻が癖になってしまっている人もいます。

人として生きていれば、何らかの理由で遅刻してしまうことはあるでしょう。
交通機関の遅延、急な体調不良等、やむを得ない理由で遅刻することは仕方がないです。
ただ、寝坊や準備の遅延といった、自己管理が起因となる遅刻は、誰もが気を付けていることなので、良い印象を与えません。
きちんと注意を図る必要性があります。

そのほか、自身の遅刻ではなく、部下に遅刻癖があって困っているケースもあるでしょう。
そのような場合は、遅刻を繰り返す理由を直接聞き、対策を取る必要があります。
遅刻の理由がやむを得ないものかどうか、しっかりと話を聞いて判断しましょう。

そしてその際、遅刻は周囲の人に迷惑をかけるという事実をしっかりと伝えることが大事です。
同時に、遅刻に対して指導をした際は、細かく記録をつけておくとよいでしょう。
本人に遅刻癖を自覚してもらうために役に立ちます。

就業規則に遅刻に関する懲戒処分の規定があれば、その内容に沿い、適切な処分を行うのも良い手段です。
遅刻癖のある部下に悩まされているのなら、ぜひ就業規則を確認してみてください。
きちんと処分という形でペナルティを課すことで、部下も遅刻に気を付けるようになるでしょう。